メンズシェーバー

電気シェーバーの選び方ガイド ~あなたに最適な一台を見つけて快適なヒゲ剃りを~

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ヒゲの手入れは、オトナの男性の身だしなみにとって欠かせない日常の一部で、毎朝のヒゲ剃りタイムが、一日を快適に始めるための重要な時間であるといっても過言ではありません。

しかし、T字カミソリから電気シェーバー(電動シェーバー)に切り替えるべきか、すでに自分が使っている電気シェーバーが自分にあっているかどうか、最適なシェーバーを見つけるのは意外と難しいもの…。

しっかりとヒゲを剃りたい」「敏感肌に優しいものがいい」「外出先でも手軽に使えるメンズシェーバーが欲しい」など、求める要素は人それぞれ異なります。

この記事では、電気シェーバーを選ぶ際のポイントについて、T字カミソリと電気シェーバーの比較から始め、各タイプの特徴や最新トレンドを取り入れた選び方のコツを詳しく解説します。あなたの肌やヒゲに最適な一台を見極めるために、ぜひ参考にしてください。

T字カミソリと電気シェーバーの違い/どちらが肌にやさしいのか?

T字カミソリは、刃を直接肌に当ててヒゲを剃るため、ヒゲを根元からスムーズに剃り取ることができますが、同時に肌に対する物理的な刺激も大きくなります。刃を直接肌に当てるT字カミソリは、肌が敏感な方やヒゲが硬い方にとっては、カミソリ負けや肌荒れを引き起こしやすいというデメリットがあります

一方、電気シェーバーは、外刃でヒゲを捉え、内刃でカットする仕組みとなっており、刃が直接肌に触れることがありません。これにより、肌への刺激・負担を大幅に軽減することができ、敏感肌の方にとっては理想的な選択肢といえます。さらに、電気シェーバーには肌に対する負担を最小限に抑えつつ、毎朝のヒゲ剃りをより快適なものにするためのさまざまな技術が搭載されています。

しかし、T字カミソリから電気シェーバーに切り替える際には、いくつかの注意点があることも事実です。電気シェーバーは刃が直接肌に触れない分、初めは剃り残しがあると感じるかもしれません。そのため、力をいれてシェーバーをゴリゴリ押し付けてしまう方もいらっしゃるようです。

T字カミソリから電気シェーバーに切り替えると、最初は使い慣れず過った使い方をして、剃り残しがあったり、逆に肌を痛めたりするかもしれませんが、電動シェーバーは正しい使い方をすれば、T字カミソリ以上に快適な剃り心地と肌へのやさしさを実感できるでしょう。

各ショッピングサイト「電動シェーバー」の一覧

上記では「パナソニック(Panasonic)」「ブラウン(Brown)」「フィリップス(Philips)」「日立(HITACHI)」など、シェーバーとして名の知れたブランドから、あまり聞いたことのないブランドまでを一覧にしています。安心して長く使用されることを想定されている場合は、やはりシェーバー界で名の知れたブランドのものを選ぶことをオススメします。

HITACHIのシェーバーに関して、「ロータリー式は2018年モデル」、「往復式は2020年モデル」以降、新しいモデルは発売されていません。また、ロータリー式は現在庫限りの取り扱いとなっています。機能面において、他の最新モデルに見られる機能が搭載されていない可能性もあり、購入時には注意が必要です。

※一部の販売店オリジナルモデルに関しては上記の限りではありません※

肌に優しいシェービングを実現するための選択肢

肌に優しいシェービングを実現するには、肌質やヒゲのタイプに合ったシェーバーを選ぶことが重要です。特に敏感肌やT字カミソリで肌荒れを経験した方には、シェービング時の負担を減らす工夫が必要です。

肌への刺激を抑えるシェーバー技術

出典: Panasonic Store Plus 楽天市場店

最近の電気シェーバーは、肌への刺激を最小限に抑えるための機能を備えています。たとえば、刃が直接肌に触れない「肌ガード機能」や、顔の輪郭に合わせて柔軟に動くヘッドが挙げられます。

出典: Panasonic Store Plus 楽天市場店

また、ヒゲを立たせてカットする技術や、ヒゲの濃さに合わせて自動でパワーを制御する機能シェービングジェルやフォームを併用できるモデルもあり、これらは敏感肌の方に特に適しています。

自分に合ったシェーバー選びのポイント

肌質を理解する

敏感肌には、刺激が少ない回転式シェーバーや、ウェットシェービング対応のモデルがおすすめです。

ヒゲの濃さを考慮する

濃いヒゲには深剃りが得意な往復式シェーバー、薄いヒゲや敏感肌には回転式やロータリー式が適しています。

シェービング習慣に合わせた機能

忙しい朝にはスピード重視のシェーバー、リラックスして剃りたい方には静音性の高いモデルなど生活習慣に合わせることもポイントのひとつです。

最新トレンドに基づく電気シェーバーの種類と選び方

電気シェーバーには大きく分けて「往復式」「ロータリー式」「回転式」の3つのタイプに分類されます。これらのタイプはそれぞれ異なる仕組みを持ち、異なるユーザーのニーズに応えるために設計されています。

ここでは、各タイプの特徴、どのような方に適しているかを解説し、T字カミソリから電気シェーバーへの切り替えを考えている方にも役立つ情報を提供します。
(比較表は横にスクロールできます)

タイプ 特徴 こんな方におすすめ 代表的なメーカー
往復式 外刃がヒゲをキャッチして、
内刃が高速で左右に動いて剃る
濃いひげをしっかり深剃りしたい方 パナソニック
ブラウン
ロータリー式 円筒形の内刃が回転して
ヒゲをカット
静かな動作で深剃りをしたい方 HITACHI
回転式 回転する内刃で肌に優しく
ヒゲを剃る
敏感肌で肌にやさしい剃り心地を求める方 フィリップス

ロータリー式のシェーバーに関して、HITACHIが代表的なメーカーでしたが、2018年モデル以降、新モデルが発売されておりません。

往復式シェーバー:パワフルな深剃りを求める方に最適

往復式シェーバーは、ヒゲをキャッチする外刃と、その下で左右に高速で動く内刃によってヒゲをカットします。非常に効率的にヒゲを剃ることができるため、ヒゲが濃い方やしっかりと深剃りをしたい方に最適です。また、往復式は剃り残しが少なく、特に顎や喉元のような剃りにくい部分でもしっかりとヒゲを剃り取ることができます。

※画像は筆者が現在使用しているメインシェーバーでパナソニックの「ラムダッシュ 5枚刃」です。筆者は肌が弱めですが、肌荒れすることもなく軽いタッチできれいに剃れて、T字カミソリで剃るより時短にもなってます!
後ろに移っているのは以前使用していて、現在はサブとして会社置きにしている「ラムダッシュ 3枚刃」。いざというときの味方です。

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ただし、往復式シェーバーにはいくつかの注意点もあります。強力なパワーを持つため、敏感肌の方には肌への負担が大きくなる可能性があります。このため、往復式シェーバーを使用する際には、軽いタッチで使用し、肌への刺激を最小限に抑えるように注意が必要です。

出典: Panasonic Store Plus 楽天市場店

※近年の往復式シェーバーは技術が進化し、肌への負担を軽減する設計が施されています。多くのモデルでは、肌に優しい素材や機能が導入されており、敏感肌の方でも安心して使用できるよう改良されています。

代表的なメーカーには、パナソニックやブラウンがあり、これらのメーカーは往復式シェーバーの技術において長年の実績を誇ります。特に、パナソニックのシェーバーは、ヒゲを根元からしっかりとカットする技術が特徴で、スピーディーかつ効率的なシェービングが可能です。ここでは、パナソニックの商品一覧を掲載いたします。

ロータリー式シェーバー:静音性と肌への優しさを重視

出典 : HITACHI 公式

ロータリー式シェーバーは、円筒形の内刃が回転してヒゲをカットする方式です。往復式に比べて動作音が静かで、肌への負担が少ないのが大きな特徴です。また、ヒゲが生えている方向に合わせて柔軟に動くため、顔の輪郭にしっかりとフィットし、滑らかな剃り心地を実現します。

出典 : HITACHI 公式

ただし、ロータリー式は往復式に比べて深剃りの性能がやや劣る場合があるため、非常に濃いヒゲを持つ方には物足りないと感じることがあるかもしれません。日常的なヒゲ剃りには十分な性能のものが多いです。

この画像は、筆者が使用しているフィリップスの回転式シェーバーです。ただし、一部の解説記事や販売ページでは、このタイプを「ロータリーシェーバー」と誤表記している場合があります。実際には仕組みが異なりますので、お間違えのなきようご注意ください。

HITACHIは、ロータリー式シェーバーの代表的なメーカーであり、長年にわたりこの技術を進化させてきました。日立のシェーバーは、静かな動作音とともに、肌への優しさを追求した設計が特徴で、多くのユーザーに愛用されています。

しかし、HITACHIのローターリーシェーバーは、2018年モデル以降、新モデルが発売されておらず、「在庫品限り」との表記で取り扱われています。

注意点をご確認くだささい。

※一部の販売店オリジナルモデルに関しては上記の限りではありません※

現在、HITACHIのロータリーシェーバーを購入できるサイトは減少しており、今後、年数が経過するにつれて消耗品の取り扱いも縮小される可能性があります。そのため、現時点では積極的におすすめすることは控えたいと思います。

回転式シェーバー:敏感肌に優しいソフトな剃り心地

回転式シェーバーは、複数の内刃が回転することでヒゲをカットする方式です。このタイプのシェーバーは、肌に直接刃が触れることがないため、非常にやさしい剃り心地です。特に、敏感肌を持つ方にとっては、肌トラブルを避けながらも快適にヒゲを剃ることができる理想的な選択肢となるでしょう。

フィリップスなどのメーカーが代表的で、最新のモデルではヒゲを引き上げてカットする技術や、肌に密着するヘッド構造が採用されています。これにより、回転式シェーバーの持つ弱点である「深剃りが苦手」という点も改善されつつあり、敏感肌でありながらもしっかりとした剃り心地を求める方にとって、非常に満足度の高い選択肢となっています。

※画像は筆者が数年間使用しているフィリップスの回転式シェーバーで、肌の調子が良くないときなど、やさしい剃り心地に救われています※

回転式シェーバーはメンテナンスも比較的簡単で、手入れがしやすいという利点があります。水洗い可能なモデルが多く、使用後の清掃が簡単にできるため、清潔に保ちやすいのも魅力です。

シェーバーの電源タイプ/ライフスタイルに合わせた選び方

シェーバーを選ぶ際には、電源タイプも重要な要素の一つです。シェーバーの使用シーンやライフスタイルに応じて、最適な電源タイプを選ぶことが、快適なヒゲ剃りを実現するための鍵となります。
(比較表は横にスクロールできます)

電源タイプ メリット デメリット
コンセントタイプ ・電力供給が安定しており長時間使用できる
・常に高出力でパフォーマンスを発揮できる
コードが邪魔になる場合がある
乾電池タイプ ・乾電池を交換すればすぐに使える
・充電やコンセントが不要で使える
乾電池購入のランニングコストがかかる
充電バッテリータイプ ・コードレスで使用できて持ち運びも便利
・取り回しが良く、外出先でも使いやすい
バッテリーが切れると使用できない

コンセントタイプ

コンセントタイプは、電力供給が安定しているため、長時間にわたり安定したパフォーマンスを発揮します。特に、自宅での使用がメインの方には最適な選択肢です。ただし、コードが邪魔になることがあるため、使用場所のスペースや環境に応じて考慮する必要があります。

最近の機種は乾電池式・充電式でも十分なパワーが得られるため、コンセント式の電動シェーバーは殆どありません。特に紹介したいシェーバーもありませんでした。

乾電池タイプ

※こちらは筆者のサブのサブのシェーバーで、自家用車内に備えています。電池さえあれば使用できるので、充電やコンセントを気にする必要がありません。大事な仕事やデートの直前など、「ヒゲを剃るのを忘れてた!」というときでも安心です。

乾電池タイプは、持ち運びが便利で、充電を待つ必要がないため、すぐに使用できる点が魅力です。特に、出張や旅行先での使用に適しており、乾電池を交換するだけで長期間使用できるため、頻繁に外出する方にとっては非常に便利です。しかし、乾電池の購入が必要であるため、ランニングコストがかかる点はデメリットといえるでしょう。

充電バッテリータイプ

※筆者メインの「ラムダッシュ」が充電タイプですね。後ろに移っているサブ使用のシェーバーも「ラムダッシュ」でこちらも充電タイプです。充電が少なくなってもパワーをキープできるモデルなので、ストレスフリーで使用できます。

充電バッテリータイプは、コードレスで自由に使用できるため、非常に取り回しが良く、特にコンパクトな設計のものが多いことから、旅行や出張に最適です。しかし、バッテリーが切れた場合は充電時間が必要となるため、急いでいる時や充電を忘れてしまった場合には不便を感じることがあります。最新のモデルでは数分の充電で1回だけ使用できるクイック充電モデルなども充実しています。

製品によっては充電機能付き洗浄器が使用できるモデルもあり、その名のとおりシェーバーを充電しながら洗浄ができて、さらに乾燥までできるので、常に衛生的に使用することができます。

シェーバー選びに迷ったら、ライフスタイルとヒゲの特徴を考慮

シェーバー選びの際には、自分のライフスタイルやヒゲの特徴をしっかりと考慮することが重要です。たとえば、日常的に持ち運ぶ必要がある方や、出張や旅行が多い方には、乾電池タイプや充電バッテリータイプのシェーバーが適しています。特に、充電バッテリータイプはコードレスで取り回しが良く、コンパクトなので持ち運びに便利です。

一方で、家庭での使用がメインで、長時間の安定したパフォーマンスを求める方には、コンセントタイプのシェーバーが最適です。コンセントタイプは電力供給が安定しているため、電池切れを気にせずに使用できるのが大きな利点です。しかし、コードが邪魔になりがちな点、現在は販売が殆ど見られないなど現実的な選択肢ではないかもしれません。

近年の電動シェーバーは充電式・乾電池式の性能が向上し、電源コードをつないだまま使用するタイプは殆ど見られなくなりました。用途に合わせて「充電式」「乾電池式」を選択すると良いでしょう。

さらに、ヒゲの量や質によっても、選ぶべきシェーバーは異なります。濃いヒゲや硬いヒゲを持つ方には、強力なパフォーマンスを発揮する往復式やロータリー式のシェーバーが推奨されます。これらのシェーバーは深剃りに優れており、短時間でしっかりと剃り上げることができます。

敏感肌の方や、ヒゲが薄くて肌への負担を最小限に抑えたい方には、回転式のシェーバーがおすすめです。最新の回転式モデルでは、肌に優しい設計が施されており、肌トラブルを避けながらも快適にヒゲを剃ることができます。

まとめ/自分に合ったシェーバーで快適なひげ剃りを

電気シェーバーは、T字カミソリに代わる優れた選択肢として、多くの人に受け入れられています。肌に優しく、効率的にヒゲを剃ることができる電気シェーバーは、忙しいビジネスマンや敏感肌の方にとって、快適な朝の始まりをサポートする重要なアイテムです。

自分のライフスタイルやヒゲの特性に最も合ったシェーバーを選ぶことで、毎朝のヒゲ剃りがより快適なものになるでしょう。

正しい使い方とメンテナンスを心がけることで、肌への負担を最小限に抑えながら、滑らかで快適な剃り心地を保つことができます。

毛くずの清掃、洗浄(出来るタイプは)、オイル差しなどシェーバーの正しいメンテナンスをおこなうことで、快適な剃り心地をキープすることができます。

シェーバー選びに迷ったときは、この記事の内容を参考にして、自分にぴったりのシェーバーを選んでください。毎日のヒゲ剃りを快適にし、自信を持って一日をスタートさせましょう!