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ポータブル電源の用途別活用法と選び方のポイント – キャンプや災害対策に最適 – SKJ-MT1000SB | SKJ-MT500SB 比較

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近年、アウトドアレジャー、災害時の備えとして注目されているポータブル電源。小型ながらも強力なバッテリーを搭載しており、さまざまなシチュエーションで大活躍します。今回は、その便利さと使い方、選び方のポイントを解説します。ポータブル電源のメリットとデメリット、さらには注目モデルの比較もおこないます。あなたの最適なモデルを見つけるヒントになれば幸いです。

ポータブル電源とは

ポータブル電源は、さまざまな電気製品に電力を供給できる持ち運びが可能なバッテリーユニットです。これらは大容量のリチウムイオンバッテリーを使用し、AC出力やUSBポートを備えています。たとえば、アウトドア活動中にスマートフォンやカメラを充電するために利用したり、災害時に家庭内の小型家電を動かすための非常用電源として使ったりすることができます。モバイルバッテリーと異なる点は「大容量電池を搭載し、家電やシガーソケット・USBポートなど複数のケーブルをつなげることができる点」でしょう。最近のモデルでは、ソーラーパネルを接続してポータブル電源自体を充電することも可能で、環境に優しいエネルギー利用も実現できます。

ポータブル電源が活躍するシーン

1.キャンプやアウトドア

家族や仲間とキャンプに出かける際、夜間の照明としてLEDランタンを使用したり、ちょっとした調理家電を使用したり、ポーダブル冷蔵庫の電源確保、スマホやタブレットで動画を観るためなどにポータブル電源を使用することができます。

2.災害時などの非常用電源

地震や台風などの災害時に停電が発生した場合、ポータブル電源は心強い味方になります。下記は、自宅が「停電になった場合を想定して困る状況」のアンケート結果です。トイレ以外はポータブル電源があることで困る状況を回避できる可能性があります。(ポータブル冷凍冷蔵庫も別で記事にしています)

出典:PRTIMES

ポータブル電源があれば、数日間電気が復旧しないような状況でも、照明やラジオ、スマートフォンの充電を確保することはもちろん、暑さ寒さの対策をすることもできます。これにより、最新の災害情報を入手したり、大切な人と連絡を取り続けたり、暑さ寒さから自身や大切な家族を守ることが可能になります。

キャンプや災害時などにポータブル電源とともに、あれば助かるのがポータブル冷凍冷蔵庫についても記事にしています。もちろんポータブル電源から充電もできます。下記よりご覧ください。

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ポータブル電源にプラスして部屋の明かりも確保できれば安心感は一層アップします。バッテリーを内蔵したLED電球「tsuita」は停電になった瞬間に自動で点灯する「いつでもランプ」です。詳細は下記記事よりご確認いただけます。

停電時も安心!停電しても消えない電球『いつでもランプ tsuita』の魅力と使い方完全ガイド 夜間の停電時に家中が真っ暗になるのは誰でも経験したことがあると思います。たとえば、「懐中電灯は家のどこかにあるのに…」「いざという...

SOHOのバックアップ電源として

ポータブル電源をバックアップ電源として備えておけば、フリーランスやリモートワークの方、小規模事業者様にとっても非常に頼りになる存在となり得ます。例えば、停電や電源供給の問題が発生しても、ポータブル電源があればパソコンやプリンタ、ルーターなどの機器が止まることなく稼働を続けることができます。これにより、業務の中断を防ぎ、プロジェクトの進行をスムーズに保つことが可能です。さらに、取引先やクライアントに対しても迷惑をかけることなく、信頼性の高いサービスを提供し続けることができるのです。

当社も、いざという時に数台のパソコン、プリンタ、ルーターを止めずに稼働させるため、「SKJ-MT1000SB」を備えています。

下画像のように使用できるので、急な停電時でもプロジェクトも止まることなく、また取引先やお客様にも迷惑をかけることなく稼働することができます。
画像では見えにくいですが、PCの前の卓上ファン、右のPC上のルーターまで全ての電源供給をポータブル電源で補っています。

3.DIY

自宅の庭やガレージでDIYをおこなう場合にも、電動工具の電源として役立ちます。電動ドリルやサンダー、電動ノコギリなどを使用する際、近くにコンセントがなくても電動工具を使った作業を続けることができます。

4.その他のシーン

屋外イベントやフリマなどでも電源があると便利なシーンも多いです。照明や音響の電源、ディスプレイ用の電源など電源のない場所でもさまざまな演出が可能になります。

使い方はあなた次第。「ここに電源があったらいいのにな…」を「電源はどこでも確保できる」に変える現代に欠かせないアイテムとして活躍します。

ポータブル電源のメリットとデメリット

・どこでも電源の確保ができる
→キャンプ・行事・魚釣りまでどこにでも電力を持ち運べます

・AC出力/DC出力/USBポートなど複数の出力ポートに対応
→ノートPC・スマホ・カメラなどさまざまなデバイスに対応します

・ソーラーパネルで充電できるモデルもある
→再生可能エネルギーを利用した環境に配慮した使用もできます

・重量がある
→大容量モデルは重量があり持ち運びが大変な可能性がある

・初期コストがかかる
→数万円~十数万円

・充電時間が長い
→大容量バッテリーは数時間~一晩かかるものもある

アウトドアやDIYで大活躍することは間違いなく、日常使いはもちろん、非常時などのいざという時にも一家に一台あると安心。ポーダブル電源は「メリット>デメリット」でおすすめの商品です。

ポータブル電源を選ぶ際のポイント

1.容量と重量のバランスを考える

2.使いやすさ(ポートの数や種類など)

3.定格出力

4.充電時間や充電方法

5.安全に使用できるかをチェック

1.容量と重量のバランスを考える

ポータブル電源の電気容量はWh(ワットアワー)で表されます。※時間当たりの電力使用量※ 例えば、200Whの電源はスマートフォンを20回程度充電できる、といった感じです。一方、容量が増えると重量も増加するため、持ち運びやすさとのバランスが考えることが重要です。
今回紹介する「SKJ-MT1000SB」と「SKJ-MT500SB」を例に電化製品別の使用時間・使用回数目安を示すと次のとおりです。(表は横にスクロールできます)

SKJ-MT500SB
501Wh
約7時間 約46回 約27回 約41時間 約16時間 約8時間 約8時間 約6時間 約1時間
SKJ-MT1000SB
1,085Wh
約13時間 約100回 約60回 約90時間 約36時間 約18時間 約18時間 約13時間 約2時間 約1時間

2.使いやすさ(ポートの数や種類など)

※画像はSKJ-MT1000SB※

使用するデバイスに合わせて、必要な端子があるか確認しましょう。AC出力・DC出力・USBポートの数や充電方法、ライトを搭載しているか、などは使いやすさに直結します。

3.定格出力

アウトドアや車中泊など一度に複数の機器を接続することを想定して500Wh以上あるポータブル電源を選ぶことをおすすめします。機器によっては起動時に多くの電力を消費するものもありますので、使用する機器の起動電力も確認しておきましょう。

4.充電時間や充電方法

充電にかかる時間や充電方法も重要なポイントです。車中泊やアウトドアなどのシーンでは車のシガーソケット(DC12V)から充電できると便利です。また、商品によっては太陽光パネルで充電できるものもあり人気を高めています。

5.安全に使用できるかをチェック

周波数やPSEマークの有無、出力波形などをチェックしておくことで故障や事故のリスクを抑え、安心して使用することができます。

※1. AC出力の周波数は50/60Hzの両方に対応しているものを選ぶ※

※2. 安全性能規格の「PSEマーク」がついているか確認※

※3. 波形は「正弦波」か「純正弦波」のものを選ぶ※

※1. 日本の電源周波数は、東日本で50Hz、西日本で60Hzが使われています。どちらの周波数にしか対応していないと家電品が使用できなかったりや故障の原因となる場合があります。

※2. PSEマークは簡単にいうと「電気製品が安全性を満たしていることを示すマーク」です。ポータブル電源はPSEマークの取得義務がないため、表示していない商品もありますが、ポータブル電源を充電するためのACアダプタにはPSEマークの表示が義務付けらられています。しっかり確認しましょう。

※3. 一般家庭のコンセントから出力されるのは交流の「正弦波」、もしくは「純粋正弦波」といわれる波形で、ほとんどの電気機器は正弦波や純粋正弦波に対応して作られているため、ポータブル電源も「正弦波」か「純粋正弦波」を選ぶと間違いないでしょう。

SKJapan SKJ-MT1000SBとSKJ-MT500SB比較

ポータブル電源の特徴、メリット/デメリット、選ぶ際のポイントがわかったところで容量でも比較したSKJapan(エスケイジャパン)の「SKJ-MT1000SB」と「SKJ-MT500SB」を取り上げて詳細に比較していきます。

まずはスペックを比較します。

品番 SKJ-MT500SB SKJ-MT1000SB
イメージ画像
製品名称 ポータブル蓄電池 ポータブル蓄電池
製品寸法(㎜) W200✕D176✕H146 W200✕D294✕H146
質量(kg) 約5.4 約10.0
充電池 リチウムイオン充電池 リチウムイオン充電池
充電時間 家庭用100V 6~7時間
車載用12V 5時間
ソーラーパネル100W:12時間
ソーラーパネル160W:10時間
家庭用100V 11~12時間
車載用12V 10時間
ソーラーパネル100W:32時間
ソーラーパネル160W:20時間
充電池容量 501.12Wh / 139200mAh 1085.76Wh / 301600mAh
AC出力 AC100V 1000W 50/60Hz
※要切替 純正弦波
AC100V 1000W 50/60Hz
※要切替 純正弦波
DC出力 DC12V 5Ax2
車載12V 10A
DC12V 5Ax2
車載12V 10A
USB出力 USB2.0x2
QC3.0(最大18W)
Type-C PD対応(MAX60W)
USB2.0x2
QC3.0(最大18W)
Type-C PD対応(MAX60W)


スペックを比較すると出力(AC・DC・USB)は同一数なので、選ぶポイントはサイズ・重量・充電時間・充電池容量・価格に絞ることができそうです。
AC電源についても「純正弦波」が採用されているのでどちらも安心です。

サイズと重量は充電池容量に比例していることが分かります。価格面に関してはショップによって異なりますが、「SKJ-MT500SB」に対して「SKJ-MT1000SB」が約2倍の価格になっています。

では、「SKJ-MT500SB」を2個持っていれば「SKJ-MT1000SB」を1個持っているのと同じではないか?と思われる方もいるかもしれませんが、使用できる家電や充電時間を比較すると必ずしもそうとは言い切れません。

電化製品別の使用時間・使用回数目安をご確認ください。
(目安表は横にスクロールできます)

SKJ-MT500SB
501Wh
約7時間 約46回 約27回 約41時間 約16時間 約8時間 約8時間 約6時間 約1時間
SKJ-MT1000SB
1,085Wh
約13時間 約100回 約60回 約90時間 約36時間 約18時間 約18時間 約13時間 約2時間 約1時間

上記の目安どおり、「SKJ-MT1000SB」の方が充電時間は短く使用時間や使用回数は「SKJ-MT500SB」を2個保有するより時間は長く、回数は多く使用できることが分かりました。 また、1回の消費電力が大きいものに関しては「SKJ-MT1000SB」しか対応することができません。

また、ポータブル冷凍冷蔵庫などを使用する際にも容量が大きい方が良いですね。

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ソーラーパネルの紹介

ここでは「SKJ-MT500SB」「SKJ-MT1000SB」の充電ができるソーラーパネルをご紹介します。キャンプなどのレジャーでは日中に太陽光で充電をおこない夜に使用する電力を確保する、災害時や停電時でも太陽光でポーダブル電源を充電して電力を確保するのに大変重宝します。

SKJ-MT500SB」「SKJ-MT1000SB」に対応したソーラーパネルは60W・100W・160Wと3種類の最大発電力のパネルがあり、それぞれのスペックは次の通りです。
(スペック表は横にスクロールできます)

SKJ-MTSP6 SKJ-MTSP10 SKJ-MTSP16
製品イメージ
JANコード 4541887020232 4541887020249 4541887020256
最大発電力 約60W 約100W 約160W
製品寸法(展開時) W1,640×D5~30×H375mm W1,640×D5~30×H530mm W2,020×D5~30×H560mm
製品寸法(収納時) W375×D55×H360mm W530×D55×H360mm W560×D55×H445mm
出力 18V 3.3A 18V 5.5A 18V 8.8A
重量 3.3kg 4.6kg 5.4kg
DC変換プラグ仕様 プラグA / 外形6.00×内径4.25mm
プラグB / 外形6.25×内径3.00mm
プラグC / 外形5.50×内径2.50mm
プラグD / 外形5.50×内径3.00mm
プラグE / 外形5.50×内径1.70mm
プラグF / 外形4.80×内径1.70mm
プラグH / 外形3.50×内径1.35mm
プラグI / 外形7.40×内径5.00mm
プラグK / 外形7.90×内径5.40mm
プラグA / 外形6.00×内径4.25mm
プラグB / 外形6.25×内径3.00mm
プラグC / 外形5.50×内径2.50mm
プラグD / 外形5.50×内径3.00mm
プラグE / 外形5.50×内径1.70mm
プラグF / 外形4.80×内径1.70mm
プラグH / 外形3.50×内径1.35mm
プラグI / 外形7.40×内径5.00mm
プラグK / 外形7.90×内径5.40mm
プラグA / 外形6.00×内径4.25mm
プラグB / 外形6.25×内径3.00mm
プラグC / 外形5.50×内径2.50mm
プラグD / 外形5.50×内径3.00mm
プラグE / 外形5.50×内径1.70mm
プラグF / 外形4.80×内径1.70mm
プラグH / 外形3.50×内径1.35mm
プラグI / 外形7.40×内径5.00mm
プラグK / 外形7.90×内径5.40mm
DCケーブルの長さ 約0.8m 約0.8m 約0.8m
充電時間目安
SKJ-MT500SB
約25時間 約12時間 約10時間
充電時間目安
SKJ-MT1000SB
約50時間 約30時間 約19時間

ポータブル蓄電池への充電は最大発電力が大きいほど短い時間で充電を完了することができます。充電時間はあくまでも目安時間で照射角度によって発電率は変わります。

また、DC変換プラグが付属されているため(サイズは上記表内のプラグ仕様のとおり)、充電対象品にプラグが合えば充電することが可能です。

充電イメージ

付属のDCケーブルや別売品のUSBケーブルをソーラーパネルのDC端子やUSB端子に差し込んで、充電対象物のDCコネクタやUSB端子に差し込んで充電します。

ソーラーパネルは充電時は高温になる場合あります。
(やけどの恐れがあるため注意が必要)

充電対象物に直射日光をあてた状態で使用しないでください。

ポーダブル電源に加えソーラーパネルがあると安心感が更にアップしますね!アウトドアやレジャーの日常使いはもちろん、いざという時のためにも一家に1セット備えてください。

ソーラーパネルは下記よりお求めいただけます。

まとめ

以上のことからポータブル蓄電池「SKJ-MT500SB」or「SKJ-MT1000SB」を選ぶ決め手は、どんなシーンで使用するか?いざという時の安心感、といった点に絞ることができそうです。

今回紹介した「SKJ-MT500SB」「SKJ-MT1000SB」はソーラーパネルでの充電も可能なポータブル電源です。ポータブル電源があることで生活便利度やいざという時の安心感がアップします。次回はポータブルシリーズの「冷凍冷蔵庫」を紹介予定です。こちらも便利でいざという時にも活躍するアイテムです。是非次回もよろしくお願いします!

最後に今回紹介した「SKJ-MT500SB」「SKJ-MT1000SB」以外にはどんなポータブル電源があるのか知りたい、という方におすすめを3点お伝えして、今回を締めたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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